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行政書士試験一般知識終戦(1945年8月15日)後の日本で発生した自然災害

【平成28年行政書士試験過去問】

【問題】終戦(1945年8月15日)後の日本で発生した自然災害に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。


1 終戦から1950年代にかけて福井地震や洞爺丸台風などの大きな自然災害が発生した。

2 終戦から1950年代にかけて発生した自然災害による死者・行方不明者の合計は、1960年代から1980年代までに発生した自然災害による死者・行方不明者の合計を上回る。

3 終戦から1980年代までに発生した自然災害で死者・行方不明者が最も多かったのは、伊勢湾台風であった。

4 1995年に発生した阪神・淡路大震災では、都市部における大規模な火災や建物の倒壊などにより、100人を超える行方不明者が依然存在している。

5 2011年に発生した東日本大震災は、終戦後に発生した自然災害の中で最大の死者・行方不明者をもたらした。


【試験ポイント】✨

1〇【福井地震】1948年6月(昭和23年6月28日),福井平野を震源とするマグニチュード7.1の地震,内陸で発生し都市を直撃した強い活断層地震。
【洞爺丸台風】1954年9月(昭和29年9月)
2〇 内閣府防災情報ページ,こちら
【昭和28年(1953年)】南紀豪雨(和歌山県)
【昭和29年(1954年)】洞爺丸台風
【昭和34年(1959年)】伊勢湾台風
3〇 1959年9月【伊勢湾台風】台風災害としては明治以降最多の死者・行方不明者数5,098名に及ぶ被害。
4✖ 消防庁の調べ(平成17年12月)によると,行方不明者3名。
5〇 内閣府防災ページによると,『東日本大震災では,死者・行方不明者は12都道県でみられ,死者1万5,859人,行方不明者3,021人(平成24年5月30日警察庁発表)という明治以降では大正12年(1923年)の関東大震災(死者・行方不明者:約10万5,000人),明治29年(1896年)の明治三陸地震(同:約2万2,000人)に次ぐ極めて深刻な被害をもたらした。』


【防災関係は要注意】↓

防災関係は,どの各試験において頻繁に出題されています!水防法・土砂災害防止法の改正(平成29年法律第31号)は,注意が必要です。記事は,こちら
水防法上の市町村事務記事は,こちら


【各種試験で出題された自然災害等】↓

気象災害等に対する防災過去問は,こちら
スーパーコンピューター「富岳」の過去問は,こちら
我が国の自然や環境問題の過去問は,こちら