行政書士過去問一般知識 日本の廃棄物処理 行政書士試験解説 令和元年度 行政書士一般知識 2022年11月05日 【令和元年行政書士試験出題】 【問題】日本の廃棄物処理に関する次のア~オの記述のうち、妥当でないものの組合せはどれか。 ア 廃棄物処理法*では、廃棄物を、産業廃棄物とそれ以外の一般廃棄物とに大きく区分している。 イ 家庭から排出される一般廃棄物の処理は市区町村の責務とされており、排出量を抑制するなどの方策の一つとして、ごみ処理の有料化を実施している市区町村がある。 ウ 産業廃棄物の処理は、排出した事業者ではなく、都道府県が行うこととされており、排出量を抑制するために、産業廃棄物税を課す都道府県がある。 エ 産業廃棄物の排出量増大に加えて、再生利用や減量化が進まないことから、最終処分場の残余容量と残余年数はともに、ここ数年で急減している。 オ 一定の有害廃棄物の国境を越える移動およびその処分の規制について、国際的な枠組みおよび手続等を規定したバーゼル条約があり、日本はこれに加入している。 (注)*廃棄物の処理及び清掃に関する法律 1 ア・イ 2 ア・オ 3 イ・ウ 4 ウ・エ 5 エ・オ 【試験ポイント】✨ア〇 廃棄物処理法2条2項,こちらイ〇 廃棄物処理法6条の2第1項,こちらウ✖ 廃棄物処理法11条1項,こちらエ✖ 環境省によると,『産業廃棄物の排出量は約4億トン前後で推移しており,大きな増減は見られません。2018年度の排出量は3.79億トンであり,前年度に比べて1,000万トン減少』オ〇 詳しい解説記事は,こちら解答4 行政書士試験過去問旭川学力テスト昭和51年5月21日 【時事ネタ】新紙幣 福沢諭吉から渋沢栄一