公務員試験過去問 熱とエネルギーに関する記述 公務員試験 自然科学 2023年03月25日 【2021年氷河期公務員出題】 【問題】熱とエネルギーに関する記述A,B,Cのうち,妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。 A:原子の熱運動は温度を下げていくと小さくなっていき,熱エネルギーが最低となるときの温度を絶対零度という。絶対零度はセルシウス(セ氏温度)では約-273℃であり,これを0としてセ氏温度と同じ目盛りの間隔を持つ温度を絶対温度という。単位にはケルビン(K)が用いられる。 B:単位質量当たり物質の温度を1Kだけ上昇させるのに必要な熱量を,その物質の比熱といい,物質によって異なる。25℃の常温では,鉄は水よりも比熱が大きい。こうした鉄のような比熱の大きい物質ほど,比熱の小さい物質に比べて同じ熱量を加えたときに温まりにくい。 C:高温の物体と低温の物体を接触させておくと,高温の物体から低温の物体へ熱が移動し,やがて両物体が同じ温度になる。外部からの影響がない場合には,低温の物体から高温の物体へ熱が移動することによって温度差が拡大する現象は起こらない。 1.A 2.A,B,C 3.A,C 4.B 5.B,C 【試験ポイント】✨ A〇 原文のまま B× 水の比熱は,物質中最大。だから冷却に水を利用するのかをイメージ。 水1cal=約4.2J,鉄は約0.45J C〇 原文のまま 解答3 一般教養 時事ネタ 予想問題 更生手続開始の申立ての管轄 令和6年から国家公務員採用総合職試験「政治・国際・人文区分」から読み取れること!