入国警備官過去問出題 採用試験
【2020年氷河期出題】
【問題】衆議院及び参議院の両議院は,法律の定める場合を除き国会期間中には逮捕されない不逮捕特権や,院内での発言について院外で責任を問われない免責特権を持つ。
【憲法】↓
第50条
両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。
第51条
両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。
【試験ポイント】✨
解答○ 覚えるコツとしては,両議院の議員というところがミソです!
院卒者・大卒程度試験・行政書士試験で押さえておきたい判例
【平成9年9月9日,最高裁判所第3小法廷】
【判事事項】
国会議員が国会の質疑等の中でした発言と国家賠償責任
【裁判要旨】
国会議員が国会の質疑、演説、討論等の中でした個別の国民の名誉又は信用を低下させる発言につき、国家賠償法1条1項の規定にいう違法な行為があったものとして国の損害賠償責任が肯定されるためには、当該国会議員が、その職務とはかかわりなく違法又は不当な目的をもって事実を摘示し、あるいは、虚偽であることを知りながらあえてその事実を摘示するなど、国会議員がその付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したものと認め得るような特別の事情があることを必要とする。詳しくは,こちら