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国家公務員中途過去問【世界恐慌 1929年10月24日,暗黒の木曜日】

【2020年氷河期出題】

【問題】第一次世界大戦の終結から第二次世界大戦の開始までの間の世界に関する記述として最も妥当なのはどれか。


1.パリ講和会議で調印された国際連合憲章に基づく国際平和機構として,国際連合が発足した。

2.第一次世界大戦後,多くの東欧諸国で,ソ連の指導の下に共産党を中心とする人民民主主義政権が成立した。

3.英国の植民地であったインドは,民族運動の高まりを受けて,第一次世界大戦後インドとパキスタンに分かれて独立した。

4.英国・フランス・日本は三国協商を結び,ドイツ・イタリア・オーストリアの三国同盟と対立した。

5.ニューヨーク株式市場での株価の大暴落を契機として起こった恐慌は,ヨーロッパ諸国や日本などに波及して世界恐慌となった。


【試験ポイント】✨

1✖ 国際連合ではなく,国際連盟

2✖ 第一次ではなく第二次世界大戦後

3✖ 1947年 インド・パキスタン戦争(カシミール地方の領有権)宗教戦争(ヒンズー教VSイスラム教)

4✖ 1882年【三国同盟】(ドイツ・オーストリア・イタリア)。

【三国協商】(イギリス・フランス・ロシア)の包囲体制。

5〇 世界恐慌【1929年10月24日,暗黒の木曜日】


間違いやすい三帝同盟 ビスマルクがフランスを孤立化

1873年~1878年 三帝同盟【ドイツ(ヴィルヘルム1世),オーストリア(ヨーゼフ1世),ロシア(アレクサンドル2世)

1878年 ベルリン会議

1879年 独墺同盟

1882年 三国同盟(ドイツ・オーストリア・イタリア)

1887年 再保障条約(二重保障)(ドイツ・ロシア)