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公務員氷河期過去問 よく出る我が国の労働基本権

【2020年氷河期出題】

【問題】我が国の労働基本権に関するA~Eの記述のうち,妥当なもののみを挙げているのはどれか。

A:我が国の憲法は,勤労の権利を保障しているほか,団結権,団体交渉権,団体行動権(争議権)の労働三権を保障している。

B:労働者の権利を確保するための法律には,労働基準法,労働契約法,労働者派遣法があり,これらを総称して労働三法という。

C:労働基準法は,労働者の適正な労働条件を守るために,労働時間や休日の確保などについて,その最低基準を定めている。

D:労働組合法で定められた争議行為としては,労働者側にストライキやロックアウトなど,使用者側にサボタージュなどがある。

E:労使関係を調整し,争議を予防・解決するために労働基準監督署が設けられており,斡旋・調停・仲裁の三つの方法によって労使関係の改善に当たる。

1.A,C

2.A,E

3.B,D

4.B,E

5.C,D


【試験ポイント】✨

試験によく出る「労働三権」と「労働三法」。経験者試験においても,出題されていることからも,絶対に押えておきましょう。
A〇 一般職の地方・国家公務員の団体交渉権の記事は,こっち
2020年経験者採用国税過去問は,こちら
B✖ 【労働三法】は,「労働基準法」「労働組合法」「労働関係調整法」
C〇 原文のまま
D✖ 労働者の妨害行為(サボルと覚えよう)。サボタージュ(フランス語):怠業
E✖ 労働基準監督署は,労働基準法等の法令違反がないかを取締り行う機関。労働争議の調整は,労働委員会です。
解答1