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入国警備官プレミア過去問 江戸時代の幕政改革

【入国警備官プレミア過去問】

【問題】江戸時代の幕政改革に関する記述A~Eを,古いものから順に並べたものとして最も妥当なのはどれか。


A:荒井白石は,生類憐れみの令を廃止したり,長崎貿易での金銀の海外流出を防ぐため海舶互市新例をだして,中国船やオランダ船との貿易を制限した。

B:田沼意次は,都市の問屋商人や農村の在郷商人に株仲間を公認し,独占的に営業させるかわりに運上金・冥加金を上納させた。

C:徳川吉宗は,足高の制を定めて有能な人材を登用し,また,民意を開くために目安箱を設けた。

D:松平定信は,湯島の聖堂学問所での朱子学以外の学問の講義を禁じて幕臣の意識を引き締めたり,また,無宿人を石川島の人足寄場に収容し職業訓練を行った。

E:水野忠邦は,幕府の財政安定と権力強化をはかるために上知令をだし,江戸・大阪周辺を幕府の直轄領としようとしたが,大名・旗本らの反対にあい失脚した。


1.A→B→C→E→D

2.A→C→B→D→E

3.D→A→B→C→E

4.D→B→A→E→C

5.D→C→E→A→B


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【試験ポイント】✨

吉宗から田沼

A 荒井白石(1657~1725)長崎新令・正徳新令・海舶互市新例(かいはくごししんれい)=1715年

B 田沼意次(1719~1788)

C 徳川吉宗(1684~1751)目安箱1721年

D 松平定信(1758~1829)吉宗の孫

E 水野忠邦(1794~1851)

解答2


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