令和5年行政書士試験過去問解説 日本の社会保障、社会福祉
後期高齢者医療制度【2008年(平成20年)】
平成20年4月から老人保健制度から後期高齢者医療制度に変更。
75歳以上の方と一定の障害があると認定された65歳以上の方は,後期高齢者医療制度に加入し,医療給付等を受ける。
【財源】患者負担を除き,公費(約5割),現役世代からの支援金(約4割),高齢者からの保険料(約1割)
【試験ポイント】✨
1✖ 社会保障制度「社会保険」,「社会福祉」,「公的扶助」,「保険医療・公衆衛生」,また,4割強は国債でまかなわれている。
2✖ 「ゆりかごから墓場まで」は,イギリスの社会保障制度のスローガン。ビバリッジ報告で用いられる。
3✖ 「生活扶助、住宅扶助は行われない。」が間違い。保護の種類は,「生活扶助」,「教育扶助」,「住宅扶助」,「医療扶助」,「介護扶助」,「出産扶助」,「生業扶助及び葬祭扶助」の8種類。
※「医療扶助」と「介護扶助」は,現物給付。その他は,金銭給付
4〇 原文のまま
5✖ 請求者は原則:児童手当の対象となる児童の父又は母,【時事問題】児童手当法 所得上限の設定記事は,こちら
解答4