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2010年9月「行政書士試験コメント」


皆さん,こんにちわ。まだまだ,暑いですね。今月は「法科大学院修了者の就職」の記事について考えてみたいと思います。司法試験法の改正により,旧司法試験制度が廃止される予定です。そこで法曹を目指すためには,法科大学院修了から新司法試験という道,2011年から始まる新たな予備試験から新司法試験受験という道があります。最近の新聞記事で法科大学修了者をどう生かすかが問題となってますが,これは論外です。そもそも法科大学院という「制度上の問題」です。旧司法試験合格者は,通常大学を卒業して「旧司法試験(非常に難関資格)」に挑んできたのに対し,国が「法科大学院」という制度を作ったために優秀な生徒は受験しなくなるか,或いは他の道に進むでしょう。そして,「大学」という存在自体も意味がないものになったと言わざるを得ない。地方にある「法科大学院」は,いずれ生徒数が減少し経営困難に陥ることでしょう。法曹のタマゴを作る上で,前提条件が欠けていることに非常に驚く。田舎は需要がないとか,採算が取れないとかの発想で物事を考えることは危険です。以上から考えられることは,所詮既得権という命題から始まってるということです。マスコミも,「法科大学修了者をどう生かすか」ということではなく,「大学の学部の存在意義」について触れるべきだ。2011年からは「予備試験」という新たな制度,受験生はなぜ,この制度が作られたのか,もう一度考える必要があることでしょう。「旧司法試験」合格者は,非常に優秀であることには間違いないでしょう🌸