業務・試験対策

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Q 行政書士試験合格後,「入会前」に気を付けるべきことを教えて。

Q
行政書士試験合格後,「入会前」に気を付けるべきことを教えて。

A 試験合格おめでとうございます🌸「入会前」に気を付けるべき点は,以下の条文です!あくまでも国税である「登録免許税」を納めた上で,「入会金」等を支払って業務を行うことができるので注意。特に改正があった罰金等「100万円以下の罰金」の繰り上げに要注意。来年からは,従前試験科目に出題されていた行政書士法等が試験科目に復活です。

【行政書士法(改正対応)↓】

第6条(登録) 
行政書士となる資格を有する者が、行政書士となるには、行政書士名簿に、住所、氏名、生年月日、事務所の名称及び所在地その他日本行政書士会連合会の会則で定める事項の登録を受けなければならない。
2 行政書士名簿は、日本行政書士会連合会に備える。
3 行政書士名簿の登録は、日本行政書士会連合会が行う。

第8条(事務所)
行政書士(行政書士の使用人である行政書士又は行政書士法人の社員若しくは使用人である行政書士(第3項において「使用人である行政書士等」という。)を除く。次項、次条、第10条の二及び第11条において同じ。)は、その業務を行うための事務所を設けなければならない。
2 行政書士は、前項の事務所を二以上設けてはならない。
3 使用人である行政書士等は、その業務を行うための事務所を設けてはならない。

第19条(業務の制限)
行政書士又は行政書士法人でない者は、業として第1条の二に規定する業務を行うことができない。ただし、他の法律に別段の定めがある場合及び定型的かつ容易に行えるものとして総務省令で定める手続について、当該手続に関し相当の経験又は能力を有する者として総務省令で定める者が電磁的記録を作成する場合は、この限りでない。
2 総務大臣は、前項に規定する総務省令を定めるときは、あらかじめ、当該手続に係る法令を所管する国務大臣の意見を聴くものとする。

第19条の二(名称の使用制限)
行政書士でない者は、行政書士又はこれと紛らわしい名称を用いてはならない。
2 行政書士法人でない者は、行政書士法人又はこれと紛らわしい名称を用いてはならない。
3 行政書士会又は日本行政書士会連合会でない者は、行政書士会若しくは日本行政書士会連合会又はこれらと紛らわしい名称を用いてはならない。

第21条 次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
一 行政書士となる資格を有しない者で、日本行政書士会連合会に対し、その資格につき虚偽の申請をして行政書士名簿に登録させたもの
二 第19条第1項の規定に違反した者

第22条の四 
第19条の二の規定に違反した者は、100万円以下の罰金に処する。