業務・試験対策

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2010年11月「行政書士試験コメント」行政書士の業務 全体と部分

行政書士受験生の皆さん,本試験お疲れ様でした🌸試験の出来具合はいかがだったでしょうか。そこで今月は「合格発表までの過ごし方」を書き綴ります。


多い質問
行政書士の「業務」をすべてマスターしたいのですが,どのようにしたらよいでしょうか。

【回答】

この類の質問は行政書士に限らず,すべての職業について共通することですが完全にマスターすることはありません!その理由は,その専門分野ごとに「枝葉」が伸びていて切がないということです!あくまでも「勉強」と一緒,だからこそ,一生「勉強」しなければ発展はありません!


【全体から部分】↓

ところで,本題に入りますが合格発表までに「約3ヶ月」ほどありますが一体何をすべきか。合格者を前提に話を進めるとするならば,まず最初にやることは行政書士の業務「全体」を見ることです。いきなり細かい「部分」に突入しても,「全体」を見渡すことができないため得策ではありません。「全体」として,業務範囲の目次を調べることです。そして「全体」がつかめたら,「部分」に入ることです。「部分」である専門分野が決まったら,ひたすら勉強です。開業当時は楽勝と思っていた分野「内容証明」も今では行政書士の業務では,難しい分野(頭をつかう作業)だと判りました。「内容証明」が簡単と言われる人がいたら,「素人」と思って間違いないです🌸開業予定の方々は,まずは行政書士の業務「全体」,そして「部分」を決定することです。