2007年3月「行政書士試験コメント」
受験生の皆さん,平成19年度の合格目指してがんばっていますか?今月は試験対策の話ではなく,最近思うことを書き綴ってみます。今年の「冬」は,「冬」じゃなかったですね・・・・暖かい。地球温暖化の影響と言われていますが,ここまで一気に暖かくなると今年の夏が怖いですね・・・・ 環境省のHPを視て見ると「科学者からの国民への緊急メッセージ」が載ってますね。その中の一部「人類が化石燃料の消費によって毎年排出する二酸化炭素の量は約70億炭素トンであり,今後さらに増加すると予測されいる。一方,自然界が1年間に吸収できる二酸化炭素の量には限りがあり,人為的な排出量のうち約30億炭素トンにとどまると推定されいる。」旨の記載があります。このような,科学者のご意見をなぜ報道は,もっと報道しないのか?政府もCMで広報すべきである。今の報道というものは,報道の自由を掲げた虚構にしか見えなくて寂しいですね。捏造疑惑など情報化社会になった今だからこそ,表に出てきただけで,過去に幾多の捏造報道があったかは,捏造関係者しか知り得ません。他方,我々国民は,なぜ,環境についてあまり関心がないのか?おそらく,日頃あまり環境については関心がないというより,「個人ではどうにもならない」という意識が日本人だけではなく,世界の人々の思いがあるのかもしれません。
ところで,どこの国が二酸化炭素排出量が多いかというと,アメリカ,中国ですね・・もはや中国は,アジアのアメリカになってしまっていますね・・しかし,環境に国境はありません。世界各国が協力していかなければ,科学者が発言しているように北極海の海氷面積がさらに減少し(逆に増加するかも),海面水位の上昇,集中豪雨は,さらに加速するでしょう。政府は,物(技術・食物)を作り出す企業を優遇しないと,「株」や「ピンハネ業者」になりたがる「自己中心的な考え」をもった人間のみしか,育成されない社会になると思う今日この頃でした。
「天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべない。シェイクスピア」,早速,挑戦する!