2006年10月「行政書士試験コメント」
【2006年10月】コメント
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」本試験まで1ヶ月余りですね。受験生にとって,一番きつい時期ですが体調を整え,本試験を万全で挑んで下さい。さて今月のコメントは,記述式の40字程度の試験問題ですが,「字数を記述式は,40字程度で記述するものを出題します。」とありますが一つ予想できることがあります。例えば,基礎法学の分野で「罪刑法定主義とは」,行政法の分野では「行政行為とは」など40字程度で記述しなさいという問題が出題された時,膨大な数の受験生の表現された解答をどのように処理するのであろうか?以前のように「禁反言の法理」など解答は一つのみが正解であるが,これを40字程度に記述するとなると言葉一つ一つの表現が受験生すべて異なる訳である。採点をする側としては,これは,やっかいな問題である。よって,法令用語を覚えることが先決であると思う。40字程度の記述が出題される可能性が高い用語を予想するならば,法律に記載されている用語の意義だと思います。例えば行政手続法の2条の6「行政指導」を例に挙げると,「行政指導」とは、行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は○○○○○○○○○このような問題だと解答もすべて一緒になるので,まずは法令用語の意義を覚えることが妥当かもしれません。時間のない人は,少なくとも法令用語自体は覚えておくことにしましょう。是非頑張って下さい。
『努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら,僕はそうじゃない。努力した結果,何かができるようになる人のことを「天才」というのなら,僕はそうだと思う。人が僕のことを,努力もせずに打てるんだと思うなら,それは間違いです。イチロー』,早速,努力してみる!