行政書士試験一般知識解説 日本の国債制度とその運用
【試験ポイント】✨
ア × 建設国債とは,財政法第4条第1項ただし書に基づき,公共事業,出資金及び貸付金の財源を調達するために発行する国債で4条国債とも言われている。建設国債(4条債)は,1966年から発行。東京オリンピック以後です!
イ × 特例国債とは,税収及び税外収入等に加えて,建設国債を発行してもなお不足する歳出財源を補うため特例的に発行される国債。特例国債が戦後初めて発行された日は,1965年(佐藤栄作内閣)。赤字を埋める性質から,赤字国債ともいう。
ウ × 1966年以降,建設国債(4条債)は発行されている。平成3年(1991年)から平成5年(1993年)は,特例債は発行されなかった。
エ 〇 復興債とは,東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法に基づき,復興のための施策に必要な財源となる税収等が入るまでのつなぎとして,発行される国債のこと。
オ 〇 問題文のとおり