経験者採用試験係長級(事務)国税調査官 過去問 プレミア過去問 公務員試験 自然科学 2022年08月02日 【2020 経験者採用試験係長級(事務)過去問】 【問題】次は,惑星探査機の打ち上げ及び航行に関する記述であるが,A,B,Cに当てはまるものの組合せとして妥当なのはどれか。 惑星探査機はロケットで打ち上げられるが,ロケットに搭載できる燃料に限りがあることから,様々な工夫が行われる。例えば,ロケットの発射場は,地球の自転に伴う運動エネルギーを利用するために,各国のAに近い場所に設けられていることが多い。 ロケットは,搭載している燃料を燃焼させるなどして,気体を高速で後方に噴射して前進する。Bにより,全質量に占める燃料の質量が大きいほど速度の増加分は大きくなるため,不要になった機体を切り離して機体の質量を小さくする多段式ロケットが一般的に使用される。 燃料をほとんど使わずに惑星探査機の速さを増す航法として,スイングバイが用いられる。図のように,探査機が惑星に近づくと,惑星の万有引力により引き寄せられ徐々に加速し,その後,惑星から遠ざかるときには,惑星の万有引力により探査機は減速する。もし,惑星が運動していないならば,惑星への接近前後で探査機は運動方向が変わるのみで速さは変わらないが,実際には,主に惑星のCの影響により,探査機の速さは変化する。ボイジャー2号は,木星,土星,天王星で次々にスイングバイを行いながら速さを増していき,海王星に到達した。 1 A 極 B 慣性の法則 C 公転 2 A 極 B 運動量保存の法則 C 自転 3 A 赤道 B 慣性の法則 C 自転 4 A 赤道 B 慣性の法則 C 公転 5 A 赤道 B 運動量保存の法則 C 公転 【試験ポイント】✨ 地球の自転速度が一番速いのは赤道上で,地球の自転に伴う運動エネルギーを利用するために,赤道付近に設けられている。 解答5 国税経験者採用試験係長級 過去問解説 地方初級公務員数的処理 確率パターン