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経験者採用係長級過去問解説【75歳以上の後期高齢者の医療機関での窓口負担】

【2020年国税経験者出題】
【問題30】高齢者の健康や医療については,2001年以降,平均寿命が延伸している一方で,日常生活に制限のない期間である健康寿命については横ばいの状況にあり,医療費を圧迫している。このため,全世代型社会保障検討会議において,現在は原則無料である75歳以上の後期高齢者の医療機関での窓口負担について,所得が一定以上である者は,2025年から原則3割に引き上げることされた。

解答✖【2020年経験者採用係長級出題】

令和4年(2022年)10月1日から75歳以上の方等で一定以上の所得がある方は,医療費の窓口負担割合が2割になった。また,令和4年10月1日から令和7年9月30日までの間は,2割負担となる方について1か月の外来医療の窓口負担割合の引き上げに伴う負担増加額が3,000円までに抑えられる(入院の医療費は対象外)。現役並み所得者の方は,10月1日以降も引き続き3割。