国家公務員試験 氷河期過去問 中国の歴史 プレミア過去問 公務員試験 人文科学 2022年06月30日 【2021年氷河期過去問】 【問題】中国の歴史に関する記述として最も妥当なのはどれか。 1.6世紀に建国された隋は,試験による官僚登用法として科挙を導入し,また,大運河を建設した。しかし,高句麗遠征などの負担から反乱が起こり,滅亡した。 2.7世紀に建国された唐は,東西交易路を重視し,駅伝制(ジャムチ)を整備した。首都の敦煌は,各国からの商人,使節,留学生が集う国際色豊かな政治,経済の中心地となった。 3.10世紀に建国された宋は,皇帝の権限を強化し,科挙を廃止した。しかし,軍事的には弱体であったため全土で起きた争乱により滅亡し,その後,春秋・戦国時代となった。 4.13世紀に建国された元は,首都の長安を中心に海上高易に進出した。他方,皇帝の権威を高めるため民間貿易を禁止し,日本や朝鮮などの周辺諸国との朝貢貿易のみを認めた。 5.14世紀に建国された明は,漢民族の優位を説き,満州族に辮髪を強制した。一方,中央官庁の要職は,満州族と漢民族を同数に満漢併用制を行った。 【隋(ずい)581年~618年 キーワード】 1 北周の楊堅が建国 2 租庸調制の実施(均田制の徹底) 3 科挙制の実施 【試験ポイント】✨ 解答1 1 〇 原文のまま 2 ✖ 駅伝制(ジャムチ)は,モンゴル帝国・元の駅伝 3 ✖ 宋は960年に趙匡胤(ちょうきょういん)が建国・科挙は廃止されていない,むしろ盛んであった。春秋・戦国時代は前 4 ✖ 元=フビライが建国,モンゴル人第一主義,元の首都,大都(現北京) 。朝貢貿易は明の時代 5 ✖ 辮髪=清時代 地方公務員試験 数的処理確立(余事象) 国家公務員試験 数的推理テクニック