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国家公務員経験者採用係長級過去問解説【二・二六事件】【5.15事件】

【2020年経験者出題】
【問題32】昭和11(1936)年,陸軍統制派の青年将校が二・二六事件と呼ばれる反乱を起こし,犬養毅首相,高橋是清大蔵大臣らを殺害した。反乱の鎮圧後,発言力を強めた陸軍皇道派が組閣人事に干渉して外務官僚の広田弘毅を首相としたことにより,加藤高明内閣から続いていた政党内閣は途絶えた。

解答× 陸軍統制派ではなく,陸軍皇道派青年将校を中心とするクーデター。犬養毅暗殺事件は,1932年(昭和7年)5月15日のいわゆる海軍青年将校中心のクーデター,5.15事件と呼ばれる(政党内閣に終止符)。