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公務員氷河期過去問 対策解説

【2023年氷河期出題】

【問題】ラテンアメリカの地理に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1.メキシコの人種・民族構成は、アフリカ系が約6割、アジア系が約2割、ヨーロッパ系が約2割であり、互いに自己の文化を強く主張して生活している様子は、「サラダボウル」と呼ばれる。

2.カリブ海地域は、英国とフランスが植民地獲得を争った後、英国系とフランス系の住民が共存した歴史を持ち、現在は、キューバなど英語とフランス語の両方を公用語としている国が多い。

3.キリスト教のプロテスタントを信仰している人が多いが、アジア系の民族を起源に持つインディヘナ(インディオ)は、仏教を信仰している人が多い。

4.焼畑などの伝統的な農業が行われており、アマゾン盆地の熱帯地域では南米原産のイネのインディカ種が、アンデス山脈周辺の乾燥地域ではバナナが、主に栽培されている。

5.人種・民族の融合で独特の文化が生まれており、その例として、ブラジルのリオデジャネイロ(リオ)のカーニバルや、アルゼンチンの舞踏音楽として知られるタンゴが挙げられる。


メキシコ:出典・外務省:令和6年4月12日

【人口】約1億2,601万人(2020年国立統計地理情報院(INEGI))

【首都】メキシコシティ

【言語】スペイン語

【民族】先住民と欧州系(スペイン系等)の混血(メスチゾ)が60%,先住民30%


キューバ共和国:出典:外務省

【人口】約1,121万人(2022年:世銀)

【首都】ハバナ

【言語】スペイン語

【民族】ヨーロッパ系25%、混血50%、アフリカ系25%(推定)


米の種類は,大きく分けて3種類

【ジャポニカ種】=日本,朝鮮半島,中国東北部,ヨーロッパの一部。

【インディカ種】=世界で一番作られている(生産量約8割),タイ,ベトナム,インド,マレーシア,バングラデシュ,フィリピン,中国の中南部,アメリカ。

【ジャバニカ種】=アジアの熱帯高地,アメリカ,ブラジル,イタリア,スペイン,アフリカ。


【試験ポイント】✨

1✖ 先住民と欧州系(スペイン系等)の混血(メスチゾ)が60%

2✖ キューバ共和国・ドミニカ共和国など公用語は,スペイン語

3✖ 『仏教を信仰している人が多い。』が間違い。

4✖ 『南米原産のイネのインディカ種』が間違い。

5〇 原文のまま