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国家公務員試験の中国世界史過去問

【2020年国家公務員試験氷河期過去問】

【問題】近現代の中国に関する記述として最も妥当なのはどれか。


1.1840年,清が英国へのアヘンの輸出を停止したことを契機に,アヘン戦争が起こった。英国や我が国をはじめとした8か国連合軍は北京を占領し,敗れた清から巨額の賠償金を得た。

2.1850年代,キリスト教の影響を受けた洪秀全率いる義和団は,「滅満興漢」を掲げて太平天国を立ち上げた。この運動に乗じて清は朝鮮に宣戦布告し,同国を植民地とした。

3.1890年代,清が我が国から二十一カ条要求を拒否したことを契機に,日清戦争が起こった。敗れた清は,ポーツマス条約で賠償金に代わって遼東半島の割譲などを認めさせられた。

4.1910年代,清の復権を目的とする辛亥革命が起こり,三民主義を掲げる袁世凱が清の皇帝に即位した。これに対抗した孫文は,北京に中華民国を樹立し,その臨時大統領となった。

5.1940年代,第二次世界大戦末期から国民党と共産党の対立が深まり,戦後には,毛沢東率いる共産党が北京を首都として中華人民共和国を樹立し,蒋介石率いる国民党は台湾に移った。


【試験によく出題される中国の動向年代表】

1894年 日清戦争

1898年 戊戌の政変(ぼじゅつのせいへん)

1900年 義和団の乱

1905年 中国同盟会の結成

1908年 憲法大綱の発表

1911年 辛亥革命(第1革命)

1912年 宣統帝退位(清朝滅亡)・中華民国建国,孫文臨時大統領に就任,国民党結成

1913年 第2革命失敗

1914年 中華革命党結成

1915年 第3革命失敗


【試験ポイント】✨

解答5

1 ✖ 8カ国連合軍の共同出兵は,義和団の乱(1900年)

2 ✖ 太平天国の乱(1851年)は,民衆の窮乏が原因。日清戦争(1894年)

3 ✖ 日清戦争(1894年)

4 ✖ 大隈重信内閣は,中国の袁世凱(えんせいがい)に対し、二十一カ条の要求(1915年)

5 〇