令和4年行政書士試験一般知識過去問解説
【試験ポイント】✨
ア✖ イギリスが間違い。EECは,フランス,西ドイツ,イタリア,オランダ,ベルギー,ルクセンブルクの6か国。イギリスは,ECSC,EECのいずれも不参加。
イ✖ EUの源は,ECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体),EEC(ヨーロッパ経済共同体)EURATOM(ヨーロッパ原子力共同体)である。EU(欧州連合 European Union)=ヨーロッパを中心に27カ国が加盟。欧州連合条約に基づく,経済通貨同盟,共通外交・安全保障政策,警察・刑事司法協力等のより幅広い分野での協力を進めている政治・経済統合体。
ウ〇 原文のまま『欧州評議会は1949年,民主主義や人権といった価値観を共有する西欧10か国が,加盟国間の協調拡大を目的としてストラスブール(仏)に設置した国際機関。現在加盟国は中東欧諸国・ロシアを含む40か国にのぼり,政治,経済,社会,文化等様々な分野(軍事・防衛を除く)で協議を実施(加盟国への拘束力はなし)。外務省西欧第一課記事一部引用』
エ✖ 1948年,西ヨーロッパ連合条約(欧州同盟・WEU)・英・仏・ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)の5カ国。共産圏(旧ソ連)の武力侵攻を阻止することが目的。
オ〇 原文のまま 欧州経済領域(EEA)は,1994年に発足。欧州経済領域(EEA)の試験ポイントは,スイス! 1992年,スイスは国民投票で欧州経済領域(EEA)不参加を決定。
解答5
ECからEUの年代表は,こちら。