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「預かり」と「受理」の問題

「捜査書類ずさん放置、時効成立 大阪府警で4300事件」
「大阪府警の全65署のうちの61署で計約4300事件の捜査が放置され、いずれも時効が成立していたことが府警への取材でわかった。これらの事件の捜査書類や証拠品などが本来の保管場所以外の機械室などに置かれたままになっていたという。府警は「管理がずさんだった」と説明している。2016年2月1日12時03分 朝日新聞デジタル,記事引用」



【よくある質問事例】
上記ようなことが,実際よくあることですか?
回答 あります。


理由は単純ですが,被害者がその後,「進捗状況」等を刑事課に問い合わせをしなかったものと思われます。また,被害者が任意に警察に提出した証拠等,捜査状況の有無などを問い合わせをすれば,ある程度の現場の状況が推測できます。

 すなわち,ただの「預かり,受付」になっていませんか。「預かり,受付」ではなく,正式に「告訴状,証拠品と思われる物」を提出し「告訴状を受理」してもらうことが一番大事です。
 そして,なんとなく府警の気持ちも理解できます。捜査能力の高い警察が検察庁に送致しても,一部の検察官によって一蹴され,このような状況に陥っている可能性もあります。

 そうでなければ,職務怠慢行為で現場のトップから「お叱り」を受け,下手したら懲戒処分になる可能性もあります。まずは,現場担当刑事に「預かり」なのか「受理」なのかを聞きましょう。そして,「受理」を促す「上申書」等を作成してくださいね🌸
「受理」の権限を勘違いする警察官
本来,犯罪被害にあった場合,その犯罪が「要件」,「構成要件」に整っているのであれば,問答無用に警察は職務をまっとうしなければなりません。

 しかしながら,この「受理」する権限がその警察官個人にあると勘違いしている警察官が存在しているのも確かです。そのときは,ひとこと言って上げて下さい。「あなたは,被害者ではない。」旨の説明をしましょう。それでも駄目だったら,県警本部にある監察課に苦情を書面で申立ててください。ひどすぎる場合は,公安委員会に申立てをしましょう。

 仮に,担当刑事によって,捜査をするか,しないかを「決定」された場合,今後の日本の治安はどうなるのか,末恐ろしい問題である。