業務・試験対策

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2010年2月「行政書士試験コメント」

受験生の皆さん,こんにちわ。頑張ってますか。ところで,21世紀の日本を支える「司法制度改革」から,10年が経過しようとしていますね。そこで今月は大卒受験生で最も多い相談事例について回答します。

Q 国家試験を取得する上で,「学歴」は必要か,必要ではないか?



A 一言で言えば,「学士」を取得することについて,「損」はないということです。百歩譲って必要でない,とするならば大学が存在する意義がない。あなたは大学を出ることによって,「学士」を取得している訳で,さらに国家試験を取得しようとしているわけです。要は高い教養を身につけている訳ですから悩む必要はないわけです。問題は,なぜ,最近この種の相談事例が多いのでしょうか?おそらく,日本社会に根付く「階層分化教育」によるシステムの問題と身分的秩序。例えば,資格試験である国家公務員試験I種,Ⅱ種,Ⅲ種と階層分化システムが存在します。この「入口選別」と呼ばれる職員採用試験には,多くの批判がなれているのも事実ですが,特にモラール(士気)の低下をもたらしているのも事実かもしれません。そうすると,「入口選別」でない国家資格を目指しているあなたは,なぜ,悩む必要があるのでしょうか。おそらく,質問の本来の趣旨は国家試験の制度的な側面を指摘しているのだと思われますが,「学歴」と「資格」を分けて考える必要があると思いますよ。誰でも受験可能ということは,誰でも取得の可能性があるということです。但し,秩序に関しては別問題ですが。要するに,道徳のない人が仮にあなたと同じ資格を取得しても,所詮,道徳面でボロが出ていると思いますよ。「日本製がいいのか,安い中国製でもいいのか」を最終的に判断する選択権は,消費者ですから。まずは,自分に自身を持って国家試験を取得してください。日本が世界に通用していくためには,この階層システムを撤廃しないとね🌸